シマトネリコ 育て方
庭木 シマトネリコ

シマトネリコ 病気

シマトネリコの病気に関して、よくある質問には、
次のような、葉に関する質問も多く見られます。

問「急にシマトネリコの葉っぱが大量に落ちています。
  3年前に庭に植えてから我が家のシンボルツリーとして
  元気に育ち、いまでは2階に届くほど大きくなっています。
  冬季に剪定もしています。
  先日、葉っぱが虫くいになっていたので見ると
  青虫が大量にひっついていたので、あわてて殺虫剤を散布しました。
  その後、いきなり青々とした葉っぱがどんどん落ちだしたのです。
  冬季のような黄色い葉っぱじゃなくて、みずみずしい青い葉っぱです。
  とても心配です。大丈夫でしょうか?」

答「殺虫剤のせいだとすると、成分が合わなかったか
  エアゾール式の場合は葉に近すぎての噴射のため
  葉が冷害で痛んだ可能性があります。
  どっちにしても様子を見るしかないでしょう。
  2階に届くほどの樹木が、上記理由があったにせよ
  少々の薬剤散布で枯れてしまう事はまずありません。」


昔は熱帯性の観葉植物として取り扱われていたシマトネリコ
ですが、気候温暖化で日本も熱帯になりつつあるのか?
日本でもたくさんの家庭で育てられています。

シマトリネコは案外丈夫な植物ですが、夏は少雨や暑さにより
葉がおちることが、ままあります。
害虫の影響ということもありますし、東海地方であれば冬に
落葉することもあります。
これだけで一概に病気とは言えません。

まれに、新しい葉が食べられて軸の部分だけ残っていたり、
ところどころににくもの糸のようなものができたり、新しい
葉以外の葉にも網目のようなものがところどころに出ることが
あります。

日当たりには問題がなければ、害虫を疑うかもし害虫がいな
ければ葉が落ちた時期に石灰硫黄剤を幹や枝に塗って予防処理
をするといいでしょう。


シンボルツリーのシマトネリコの葉に黒い斑点ができている
のですが、病気でしょうか?対処法を教えてください。
(大阪府、3月)

葉の先や葉縁に沿って葉が茶褐色になって、その部分が枯れる
ようなら褐斑病ですが、葉全体に黒や紫褐色の斑点、もしくは
輪紋が出て、なおかつそれが大きくなったり、増えていくと
なるとまず炭疽病と見て間違いないでしょう。

アオキ、アジサイ、シャクナゲ、ツバキ、モッコクなどによく
発生する病気です。
すぐにトップジンM水和剤を1000〜1500希釈で7日間あけて、
2〜3回散布すると進行を止めることができます。
ただし確実に炭疽病かどうかを判断するには、近くの大きな
種苗店などに、病葉サンプルを持参して、病気かどうか判断して
もらい、その上で種苗店お勧めの薬剤を購入するのが一番です。
散布方法などもしっかり聞いていただければシンボルツリーは
必ず守ることができます。


シマトネリコには、いろいろな特徴があります。
本来は大木になる木で材はバットの材木として有名ですし、
また、照り葉の小さい葉はきらきらと輝いて美しく、
葉は癒し効果や空気浄化などの作用もあるといわれています。

原産はインドで、日本では沖縄が発祥の地となっています。
亜熱帯の山林に生え、高さ15〜20mになる雌雄異株で、
成木になると白い小花を密に咲かせます。

大変丈夫な樹木ですから病気や害虫に目立ったものもなく、管
理も楽です。
手入れも樹形を整えるための剪定以外では、葉の色が悪くなる
と肥料を与える程度です。