シマトネリコ 剪定
そもそもどうして木の剪定が必要なのか?ということですが、
山で自生しているような木々は特に人が手を入れているふうで
もないのに、大きく育って花を咲かせています。
庭木も放っておいてもそこそこ元気に育ってはくれるのですが、
でも、庭木に一切手を入れず、すくすくと生長してしまった
らどうなるでしょう。
庭はうっそうとした樹木に覆われてしまい、逆に、庭木同士で
栄養を取り合ってしまい、どれもが枯れてしまうことも考え
られます。
やはり庭木の場合は各々の庭にあわせたサイズでいてもらう
必要がありますし、花木などは古い枝を切って新しい枝に更新
することで良い花を咲かせることができます。
また庭の通風や日照といったことも考え合わせて不要な枝を
切ったり、形を整える「整枝・剪定」をすることで、病害虫を
予防したり強風による枝折れを防いだりすることもできます。
シマトネリコも基本的に自然樹形を楽しむものなので、剪定等
はあえてしなくても良いのですが、あまりにも葉が込み合って
気になるようであれば、その込み入っている部分の枝をすかし
てあげると良いと思います。
剪定は込み合った枝の付根部分や枝分かれしている部分で切る
ようにします。
少し切っては少し離れた所から全体を観察し好みの樹形になる
ようにすると良いいです。
剪定時期は枝を透かす程度なら真夏と真冬を除けばいつでも
大丈夫です。
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